こんにちは。まるです。
ラズベリーリーフといえば、安産のハーブとしてもっとも有名ですが。
実は、妊娠力を上げたい妊活中にも相性の良いハーブなんですよ。
今回はラズベリーリーフティーの
1.効果
2.副作用
3.作り方
4.飲み方
5.おすすめ
について、まとめました。
ラズベリーリーフの知識は、妊娠中も、産後も、きっとあなたの支えになります。
ぜひ飲み方もマスターしてくださいね。
ラズベリーリーフティーと妊活の関係は大あり
ラズベリーは、古くからメディカルハーブとして使われてきました。
特に、子宮に働きかけるハーブです。
ラズベリーの葉を使ったティーは、子宮への強壮、収れん、リラックス効果があると言われています。
ラズベリーリーフティーの効能
ラズベリーリーフは月経周期を正常にし、受胎能力を高めるのに役立ちます。
効能は以下の通りです。
- 不妊…生理リズムをととのえる。 過多月経。ホルモンバランスの調整。
- 排卵時の血液もれを止める(排卵時はエストロゲン濃度が落ちるため)
- PMS・生理痛…子宮筋や骨盤筋を強化し、生理前後の痛みを和らげる。子宮の緊張をとる。
- 粘膜の炎症を鎮める(粘膜=鼻炎・口内炎・逆流性食道炎など)
- 下痢を止める(収れん性)
- つわりを鎮める(消化を助ける成分がある)
- 陣痛の苦痛をおさえる
- 陣痛を促進する(子宮収縮の効率を高める)
- 母乳の分泌をうながす
- 産後や切迫流産後の子宮の回復を早める
- 腎臓や尿管の痛みをとる
- 貧血
また、ラズベリーリーフには男性の精子作りには欠かせない亜鉛も含まれています。
ラズベリーリーフティーの副作用
副作用や禁忌はありません。
ただし、子宮への活力を高めて収縮を正常化するハーブなので、妊娠初期(~3ヶ月まで)は大量に飲みすぎないよう気を付けてください。※大量=5~6杯以上
妊娠に気づいたときからで大丈夫です。
ラズベリーリーフティーの作り方・飲み方
ラズベリーリーフのシングルティーは、クセがなく、飲みやすいです。
ほんのり甘くて緑茶みたいな感じですね。
そのため、ブレンド用の引き立て役ハーブとしてよく活用されます。
シングルティーの作り方
ラズベリーリーフティーの簡単な作り方です。
1カップ(150~180ml)に対し、小さじ大盛り1杯程度
熱湯を注いで、フタをし、5分蒸らして完成。
【タイミング別】飲み方とブレンドレシピ
①PMSや生理痛がある人
タイミング:一日3杯。毎食後。排卵後の高温期~生理日までの2週間の間は、毎日がおすすめ。
おすすめレシピ:ラズベリーリーフ、ローズヒップ、セントジョーンズワート、ジャーマンカモミール、レディスマントル
※以下の薬を服用している場合、セントジョーンズワートは控えるか、医師と相談してください。
経口避妊薬(ピル)、血液凝固防止薬、強心薬、抗不整脈薬、免疫抑制薬、抗HIV薬、気管支拡張薬、てんかん薬はセントジョーンズワートを使うと薬の効果が減少する恐れがあります。
②妊活中
タイミング:1日1杯~3杯。胃弱でなければ、胃の中に何もない食前のほうが、ハーブの効果をしっかり得られる。
レシピ:ラズベリーリーフ、シベリアンジンセン、オート、ネトル、レモンバーム
ストレスによるホルモンバランスの乱れにおすすめ
③妊娠中
タイミング:妊娠3ヶ月~1日1杯。
タイミング:妊娠6ヶ月~1日3杯。
レシピ:ラズベリーリーフ、ペパーミント、フェンネル
④出産間近(臨月)
タイミング:1日3杯にプラス、そのほか水分にチンキを1~2滴を垂らす。
タイミング:出産予定日一週間前には、上記の内容にラズベリーリーフ1杯に対してジンジャーも加える。
⑤陣痛が始まった人
タイミング:1時間ごとに1杯ずつ。
消化器系が受け付けなかったら、液をすするか、舌の上に数滴のせて舐める。できるだけ度々とるようにする。
⑥産後
1日1杯~3杯。食後。
レシピ:ラズベリーリーフ、ラベンダー、ローズ
これ美味しいです。産後の回復を早め、母乳の出を良くするブレンドです。
⑦下痢の人
タイミング:お腹が痛むときに飲む。
レシピ:ラズベリーリーフ、カモミールジャーマン、マシュマロウ、ローズ
妊活中のおすすめのラズベリーリーフティー
ラズベリーリーフのシングルリーフ(茶葉)は、enherbや生活の木など、ハーブ専門店に行くとたいてい取扱いがあります。
参考までに、ラズベリーリーフ商品をご紹介しますね!
シングルティー: Amoma『オーガニック ラズベリーリーフティー』
原材料:ラズベリーリーフ100%
内容量:1.2g×30袋
価格帯:1100~1300円程度
Amomaのラズベリーリーフティーは、ちょうどB5のファイルと同じサイズ。
職場でお茶を飲む方は、引き出しに入れておけば、とっても便利です。
ブレンドティー: enherb『女性バランス磨きたい時に』
原材料:ラズベリーリーフ、ハイビスカス、ローズヒップ、アップル、オレンジピール、ラズベリー、シベリアンジンセン、ステビアリーフ、オート
内容量:50g
価格帯:1500円程度
子宮を強くしたい妊活中は、ラズベリーリーフに加えてシベリアンジンセンやオートなど強壮ハーブをプラスするのが有効。
また、ラズベリーの葉だけでなく、実もブレンドされれば言うことなしです。ラズベリーの実はビタミンCや鉄分など栄養がバランスよく含まれ、抗酸化力の強いアントシアニンもたっぷりなのです。
enherbの『女性バランス磨きたい時に』は、甘酸っぱくて癒される味。妊活中にはぴったりの飲み物ですね。
ハーブチンキ: Herb Pharm『レッドラズベリー』
原材料:ラズベリーリーフ、有機アルコール、蒸留水
内容量:30ml
価格帯:1500円程度
ティーを作らなくても、チンキ(=濃縮エキス)なら簡単かつ成分が吸収されやすいです。
ちなみに。ラズベリーリーフのチンキはなかなか市販にはないので、こちらは珍しい商品ですね。
子宮はもっとも重要な生殖器官
子宮とは、卵がこの世に生まれ出て~母と別の存在になるまでの間、栄養を与え、守り、成長させる場所です。
子宮の健康は、ホルモンのメッセージによって大きく支配されています。
適切なホルモンバランスを維持するには、心とカラダが健康であること。
妊娠したら薬には頼れません。
ぜひ健康に良い食べものを心がけ、ラズベリーリーフなどメディカルハーブを大いに活用してくださいね。
あなたの女性としての人生が豊かなものでありますように。